2016年01月06日
雅正庵の歴史
あけましておめでとうございます。
皆様、年末年始はいかがお過ごしでしたか?
暖かい日が続いていましたが、今週から平年並みになっていくようですね。
お正月明けの疲れなどから、体調を崩されないようお気を付けくださいね。
新年最初のブログ更新、
今日は、雅正庵の歴史をちょっとお話しようかなと思います。
今は店舗数も増えた雅正庵ですが、始まりは宮竹店でした。
昭和44年から、㈱小柳津清一商店として製茶問屋を営んでいた
社長の小柳津正男。そして妻であり副社長の小柳津雅江。
2代目として美味しいお茶を広く飲んでいただくために努力をしていましたが、
時代はだんだんとペットボトルのお茶の時代に。
お茶は、冷蔵庫からペットボトルのお茶を飲む
家に急須が無い
緑茶は飲まない
そんな声が聞こえるようになりました。
確かにペットボトルのお茶は便利。その良さもある。
でも、やっぱりリーフ(お茶の葉)で淹れたお茶は美味しい。
それに、お茶は飲むだけじゃない。
お茶を使った美味しい食べ物だってできる。
お茶があれば、生活が豊かになる。
お茶を囲んで、家族の和みの時間だって生まれる。
お茶の良さを伝えたい。
お茶の素敵を伝えたい。
そして、美味しいお茶をこれからも飲み続けて欲しい・・・
製茶問屋として、何かできることはないだろうか・・・
そして考え至ったのが、
「雅正庵」です。
雅正庵では、
製茶問屋だからこそできる良質の良いお茶を、低価格でご用意できる。
長年お付き合いのある、契約農家さんの、美味しくて安全安心なお茶を提供できる。
でも、お茶だけだと普段お茶を飲まない方に来てもらえない。
それに「お茶屋さん」というだけだと、入りにくいかもしれない。
だからお茶を使ったお菓子を作って、お菓子が好きなお子様や若い方にも
入りやすいお店にしよう。
あとは、お茶を使ったお料理やデザート・お茶に合うお料理やデザートを
カフェでご用意して、その場で召し上がっていただけるようにしよう。
そんな想いで 雅正庵 宮竹店は、2006年9月にオープン致しました。
社長自ら、竣工日の刻まれた立て札に、墨を入れます。
この看板は、今も宮竹店のカフェの前のお庭にあります。
2008年2月、2号店となる千代田店ができました。
千代田店の目玉は、なんといってもバウムクーヘン工房を併設したこと。
宮竹店も、当初は店舗で洋菓子を作っていました。(現在は本社の近くに工房があります)
千代田では自社の抹茶を使ったバームクーヘンを作って、
目の前でお菓子が出来上がっていく様子を見ていただこう!
更に千代田店はカフェもパスタの麺をゆでられる設備を設置し、
自社の抹茶を使った抹茶パスタを提供できるようにしました。
そして焼津西小川店ができたのは2011年3月。
しかも、グランドオープンは3月11日でした。
新店オープン!さぁがんばろう!という時に、
焼津と同じ海沿いの町が大変な状況になっていることに、
胸が痛む日々でした。
2011年4月はベイドリームのオープン、
雅正庵ベイドリーム清水店も、ベイドリームのオープンから営業しています。
焼津オープンからすぐの新店で、大変あわただしかったです。
2012年は浜松の遠鉄百貨店の改装・新館オープンと共に、
雅正庵 遠鉄店もオープン。スペースとしては大きくありませんが、
静岡中部中心だった雅正庵を、西部へと広めております。
また、雅正庵の直接の店舗ではありませんが、
静岡駅のKIOSK様や、高速道路のサービスエリアなど、
雅正庵の商品をお取り扱い頂けるお店も増えて参りました。
静岡市内では「雅正庵?あー、生クリーム大福美味しいよねー!」
というお声をいただくことも増えて参りました。
本当にありがとうございます。
ですがまだまだ。
もっともっと、お茶の美味しさ・お茶を淹れる楽しさを
伝えていかなければ、広めていかなければと思います。
これからも精進してまいりますので、
皆様、雅正庵をどうぞよろしくお願い致します。
あ、あと最後に「雅正庵」の名前の由来ですが
社長の「正男」副社長の「雅江」
二人の名前から取ったんですよ~。
Posted by 雅正庵 at 16:08│Comments(0)
│おしごと