雅正庵～お茶とお菓子とカフェのお店です～

本社に居てたら、製造の課長がてん茶を拝見盆（お茶をみる時の、黒いお皿のことです）に入れてるのを発見。
「てん茶ですか？」と聞き、興味津々アピールをしておいたら、後で石川にも拝見させてくれました（笑）

✳︎拝見とは、お茶用語で、仕入れの際にそのお茶がどんな性質を持っているのか見極めることです。




てん茶とは、抹茶の原料です。
煎茶は製造の際に、お茶の葉を揉んで製造しますが、てん茶は抹茶に加工する際に石臼で挽くので、もみません。
また、旨みと甘みをたくさん含んだ状態で収穫できるように、茶畑では覆いをかけて、日光を遮って育てられます。


そんなてん茶。
抹茶に加工する前でも、お茶の葉を熱湯で淹れただけで、抹茶のような甘い香りと旨みがギュッとした味！！
思わず「すごーい！美味しい！！」と言ってしまいました（笑）




ちなみにこちらは、てん茶を作った後に残った茎の部分。茎もまた、普通の茎茶とは違う、甘みしっかり！！美味しい〜！！

でも、これは商品にはならないんですよね。もったいない（笑）


雅正庵で抹茶が新抹茶として出るのは、もう少し先ですが、本社では少しずつ動き出しているようです(*^_^*)