2016年06月21日
お茶農家さんを取材
新茶の頃、実はお茶農家さんを取材しておりました。
そのお話しを投稿したかったのですが、こんな時期に・・・(^ー^;)
もうすっかり新茶の時期は終わり、市場には今年のお茶が出回っています。
そんな今年のお茶、どのようにして作られているか、お話しを伺ってきました。
お伺いしたのは、雅正庵を経営する㈱小柳津清一商店の契約農家さんの1人、
森さん。
もちろん、本山茶の農家さんで、茶園は本社からもう15分程、
藁科川の上流に行ったあたりに7箇所ほど持ってらっしゃいます。
新茶前の、製茶機械の清掃という大事な作業中でしたが、
お願いして茶園を見せて頂きました。
ここが森さんの茶園の1つ。
険しい山道を進んだ先に、ここだけぽっかり茶畑が広がります。
ご自身で土地を切り開き、道を作り、土地をならし、茶の木を植えて
ここまで育て上げたとのこと。大変なことだったというのは想像にかたくありません。
茶園を案内する森さんの背中。
畝と畝の間、畝間を歩き慣れていない石川と違い、どんどん進んでいきます。
畝間は茶のためにふかふか。空気がよく入り、良い土になっていました。
「これは?」
なんと、ミツバチの巣箱。
森さんは山に何ヶ所かこういった巣箱を置いて、はちみつも作っていました!
4月も下旬に差し掛かる頃。
新茶はいきいきと育っているところ。
この広大な土地をご自身で切り拓いて、お茶を作っているなんて、
驚きの一言。いえ、そして頭が下がりますというもう一言。
お茶が本当にありがたいものに思えます。
茶園で森さんにお話しを聞きました。
「茶園が7箇所あるということですが、いくつか持ってらっしゃると、収穫が大変なんじゃないですか?」
すると
「7箇所あると、面白いことにそれぞれ成長具合が違う。もちろん、その茶園の中でも、
生育のいいところと遅いところがある。毎日見ていれば、
『ここが早いな、そろそろかな』とか『ここが遅れているな』とか様子が分かってくる。
お茶は時期になると、数日続けて収穫があり、製茶問屋に持って行くが、
普通は日が経つと(場合によっては収穫適期を過ぎて)だんだん良いお茶じゃなくこともある。
でも、うちは成長具合に合わせて持っていけるから、
(先代の社長)清一さんに『森くんのとこは、毎日同じような(良い)お茶を持ってきてくれるねぇ』
と言ってもらえたことがあるよ」
と答えが返ってきました。
いろいろとお話しを伺っている間に、森さんが
「若い人が飲んでくれるといいんだけどね」とぽつり。
お茶を葉っぱで買う人が減ると、当然市場での価格も下がります。
そうすると、農家さんもせっかく苦労して作ったのに、
思うような収入が得られず、お茶づくりへのモチベーションが下がってしまうそうです。
葉っぱ、つまりリーフのお茶を消費する、その美味しさを多くの方に知ってもらうことが、
静岡の、日本のお茶を守っていくことにつながると痛感しました。
森さん、お忙しい中、ありがとうございました!
そして、これからの暑い季節も、リーフのお茶を美味しく楽しむ方法を最後にご紹介します。
水出し茶です!
雅正庵ではオープン当初からオススメしておりました、水出し。
普通の、お湯で淹れる時と同じお茶の葉を使って、ペットボトルとは比べ物にならないくらい、
濃厚で深みのある味が楽しめます。
でも、水で淹れるので、渋みはありません。
お子様でも飲みやすい、お茶ですよ。
①麦茶を入れるような、1リットルくらいのボトルを用意する。
②お茶の葉を、カレー用スプーンのような大き目のスプーンで、約3杯入れる。
③水を1リットルほど注ぐ。
④冷蔵庫で冷やす。6時間前後冷やす。
⑤冷蔵庫から出し、沈んでいるお茶の葉を混ぜる。
⑥お茶の葉をこす
できあがり!!
・・・と書きましたが、茶漉しつきボトルなどがあれば、もっとらくちん。
ぜひ試してみてください!
(水の量・お茶の葉の量・時間は、お持ちのお茶の葉やお好みで調節してくださいね)
夏も冬も、美味しくお茶を楽しんで下さい!
そのお話しを投稿したかったのですが、こんな時期に・・・(^ー^;)
もうすっかり新茶の時期は終わり、市場には今年のお茶が出回っています。
そんな今年のお茶、どのようにして作られているか、お話しを伺ってきました。
お伺いしたのは、雅正庵を経営する㈱小柳津清一商店の契約農家さんの1人、
森さん。
もちろん、本山茶の農家さんで、茶園は本社からもう15分程、
藁科川の上流に行ったあたりに7箇所ほど持ってらっしゃいます。
新茶前の、製茶機械の清掃という大事な作業中でしたが、
お願いして茶園を見せて頂きました。
ここが森さんの茶園の1つ。
険しい山道を進んだ先に、ここだけぽっかり茶畑が広がります。
ご自身で土地を切り開き、道を作り、土地をならし、茶の木を植えて
ここまで育て上げたとのこと。大変なことだったというのは想像にかたくありません。
茶園を案内する森さんの背中。
畝と畝の間、畝間を歩き慣れていない石川と違い、どんどん進んでいきます。
畝間は茶のためにふかふか。空気がよく入り、良い土になっていました。
「これは?」
なんと、ミツバチの巣箱。
森さんは山に何ヶ所かこういった巣箱を置いて、はちみつも作っていました!
4月も下旬に差し掛かる頃。
新茶はいきいきと育っているところ。
この広大な土地をご自身で切り拓いて、お茶を作っているなんて、
驚きの一言。いえ、そして頭が下がりますというもう一言。
お茶が本当にありがたいものに思えます。
茶園で森さんにお話しを聞きました。
「茶園が7箇所あるということですが、いくつか持ってらっしゃると、収穫が大変なんじゃないですか?」
すると
「7箇所あると、面白いことにそれぞれ成長具合が違う。もちろん、その茶園の中でも、
生育のいいところと遅いところがある。毎日見ていれば、
『ここが早いな、そろそろかな』とか『ここが遅れているな』とか様子が分かってくる。
お茶は時期になると、数日続けて収穫があり、製茶問屋に持って行くが、
普通は日が経つと(場合によっては収穫適期を過ぎて)だんだん良いお茶じゃなくこともある。
でも、うちは成長具合に合わせて持っていけるから、
(先代の社長)清一さんに『森くんのとこは、毎日同じような(良い)お茶を持ってきてくれるねぇ』
と言ってもらえたことがあるよ」
と答えが返ってきました。
いろいろとお話しを伺っている間に、森さんが
「若い人が飲んでくれるといいんだけどね」とぽつり。
お茶を葉っぱで買う人が減ると、当然市場での価格も下がります。
そうすると、農家さんもせっかく苦労して作ったのに、
思うような収入が得られず、お茶づくりへのモチベーションが下がってしまうそうです。
葉っぱ、つまりリーフのお茶を消費する、その美味しさを多くの方に知ってもらうことが、
静岡の、日本のお茶を守っていくことにつながると痛感しました。
森さん、お忙しい中、ありがとうございました!
そして、これからの暑い季節も、リーフのお茶を美味しく楽しむ方法を最後にご紹介します。
水出し茶です!
雅正庵ではオープン当初からオススメしておりました、水出し。
普通の、お湯で淹れる時と同じお茶の葉を使って、ペットボトルとは比べ物にならないくらい、
濃厚で深みのある味が楽しめます。
でも、水で淹れるので、渋みはありません。
お子様でも飲みやすい、お茶ですよ。
①麦茶を入れるような、1リットルくらいのボトルを用意する。
②お茶の葉を、カレー用スプーンのような大き目のスプーンで、約3杯入れる。
③水を1リットルほど注ぐ。
④冷蔵庫で冷やす。6時間前後冷やす。
⑤冷蔵庫から出し、沈んでいるお茶の葉を混ぜる。
⑥お茶の葉をこす
できあがり!!
・・・と書きましたが、茶漉しつきボトルなどがあれば、もっとらくちん。
ぜひ試してみてください!
(水の量・お茶の葉の量・時間は、お持ちのお茶の葉やお好みで調節してくださいね)
夏も冬も、美味しくお茶を楽しんで下さい!
今年のお茶摘みツアーは4/20(土)!!
モーツァルトとショパンを、ご紹介いただきましたよ!
HPのお茶教室情報を更新しました。
雅正庵お茶摘みツアー参加者募集中です!
雅正庵のお茶摘みツアー、今年もやります!
9月のお茶教室情報!
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